新型コロナウイルスの感染を予防するためには、こめまな手洗いやアルコールによる手指消毒が推奨されていますが、それに加えて免疫力を高めることも重要です。一般的に栄養、運動、休養、笑顔が免疫力を高めるといわれています。
本記事では30秒で免疫力を高める「古代ローマ式入浴方法」をご紹介します。
「コロナにかかりたくない」「コロナ対策をしていきたい」というかたは必見です。メンタリストDaigoさんも推奨しています。
参考文献 「最高のパーフォンマンスを実現する超健康法」メンタリストDaigo
古代ローマ式入浴法
湯船で体を芯まで十分に温めたあと、冷たいシャワー(三十秒間推奨)を浴びて体を一気に冷やす入浴法です。この入浴方法で免疫力を高めることができます。
オランダの大学病院の実験によって立証されています。実験は18〜65歳の男女3018人を4つのグループに分けて行われました。
- 熱いお風呂に入ってから30秒冷たいシャワーを浴びたグループ
- 熱いお風呂に入ってから60秒冷たいシャワーを浴びたグループ
- 熱いお風呂に入ってから90秒冷たいシャワーを浴びたグループ
- 熱いお風呂のみのグループ
比較条件は以下の通り
- 熱いお風呂は各自、好きなだけ入ってもらう
- 冷たいシャワーの温度は10〜12℃
- この入浴法を30日間続ける
- その後、90日間、状況を調べる。
この結果わかったこと
- 熱いお風呂に入った後に冷たいシャワーを浴びたグループは浴びなかったグループよりも病気で休む確率が29%減った。
- 冷たいシャワーを浴びる時間は関係なかった。
- この効果は女性のほうが効果が高かった。
なぜ病気で休む確率が29%も減ったのか?
人間は適度にストレスを与えることにより、前よりも体が丈夫になるから
ホルミシス効果と言われています。ある物質が高濃度あるいは大量に用いられた場合には有害であるのに、低濃度あるいは微量に用いられれば逆に有益な作用をもたらす現象を示す言葉です。筋トレや運動も同じで体に対してストレスを与えることで体を強く、大きくすることができます。
ローマ入浴を行うときのポイント?
ポイント
- 湯船で体を芯まで十分に温めたあと、冷たいシャワー(三十秒間推奨)を浴びて体を一気に冷やす(体の深部までしっかり温まった直後に冷やす)
- 最初から冷たいシャワーを浴びるのは厳しので徐々に温度をさげていって、冷水に慣れる。一番冷たいところまで下げたらそこから30秒ほど浴びるようにする。
- 持病などがある場合は医師に相談する。
最後に
ローマ式入浴法だけで、病気で会社を休む人が減ったのは29%でしたが、さらに定期的に運動を行なうと病気になる確率が54%減ったという研究が出ています。
ローマ式入浴方法と運動を組み合わせる事で効果は抜群に上がります。
コロナ対策としてみなさんいろいろな事を取り組まれていると思いますが、ローマ式入浴をぜひ試してみてください。