商品を売ることに必死になっていませんか?
商品を売るのではなく体験を売ることが大切です。
本記事では『安売りするな!価値を売れ!』の本から、今すぐ役立つ5つのことをご紹介しています。
マーケティングを学びたい方は必読です。
5つの学び
本書ではたくさんの学びがありますが重要なところを厳選して5つだけご紹介させていただきます。
- 体験を売る
- お客さまと常にコンタクトをとる
- 個性がなかったら売れない
- 好きなこと、楽しいこと、得意なことを発信する
- 売れる商品はない。「売れる売り方」があるだけ
① 体験を売る

多くの人は、モノを売ることばかりに一生懸命になってます。
大事なのは「体験を売る」という視点です。
例えば、カメラ専門店は、ただ単にカメラや写真のプリントを売っているのではなく、思い出という宝物を残すためのお手伝いをしています。
ケーキ屋さんはただケーキを売っているのではなく、お誕生日や結婚式の価値を高め、ケーキを通して笑顔が溢れる社会を作ることに貢献しています。
「あなたの商品のターゲットは誰ですか」
「誰を幸せにしますか」
「お客さまはそれによってどんな体験ができますか?」
この3つを考え、その商品、サービスの独自の価値を発信していくことが
② お客さまと常にコンタクトをとる

リピーターが多いというのは、経営的にとってもいいことです。
業種にもよりますが、リピーターに比べ、新規顧客獲得コストは6倍から12倍も高いといわれてます。
新規よりも既存顧客を大切にしないといけません。
どんなに顧客満足度を高めてもリピーターは増えません。
いくらいいお店でも、顧客満足度を高めても、基本人間は忘れてしまいます。
人は同じモノを買うなら関係性が深いところで買います。
一時的な関係性ではなく、忘れられないように、お客さまと継続的な関係を築くことが大切です。
関係性を築くために、手紙、DM、instergramなどを通して売り込みではなく、お役に立てる情報を発信していきましょう。
③ 個性がなかったら売れない

現代はもので溢れかえっています。
選んでもらえる個性がなかったら、選んでもらえない環境です。
個性を出すために重要なのは唯一無二のあなたを付加し、個人ブランドを高めることです。
個人を出すことでお客さまとの関係性がすごく深くなっていきます。
個人のブランド力を高めることで、個性的になり、選んでもらえるようになります。
④ 好きなこと、楽しいこと、得意なことを発信する

既成概念に捉われないで、「個」を出し、好きなことや楽しいいこと、得意なことを発信すると、お客様にも喜んでいる様子が伝わります。
それが他には真似できない「個性」になっていきます。
また好きなこと、楽しいことは少々失敗しようが挫折しようが、また立ち上がって頑張ることができます。
自分の好きなこと、楽しいこと、得意なこと、できることをどんどんやっていき、個性を創出することで、本当に素晴らしい結果がついてきます。
(例)サッカーバカの美容室、野球好きの居酒屋
⑤ 売れる商品はない。「売れる売り方」があるだけ

実際のところ売れる商品はないです。
あったとしても、そんな商品はみんなが後追いをしていきます。
そしてあっという間に個性がなくなり、すぐに売れなくなってしまいます。
だから売れる商品を期待しているより、今あなたが扱っている商品を、売れる売り方で、売る方が簡単です。
売れる売り方とは?
「編集」です。
「編集」というのは、さまざまな情報を組み合わせて発信して新たな価値を生むことです。
(例)「鳥と作家とハイボールの店」の3つの工夫
①ドリンクメニューは、32種類のハイボールが載っている。32種類のハイボールを全部制覇することができれば、33種類目の「33ハイボール」を無料で飲むことができる。
②店の本棚は「ハイボール文庫」がある。いろんな人のいろんな想いが詰まった本が並んでる。あなたから誰かの手へ、旅をする一冊を加えていく。あの人が置いていった想いを読破して再度持ってくれば一杯サービス。
③作家にちなんだフードメニュー。「作家MENU 村上春樹 コンビーフサンドイッチ 650円 小説「風の歌を聴け」よりグレープフレーツのような巨乳の女がやって来た暑いよるに・・・
まとめ
物を売ることに一生懸命にならず、体験を売っていきましょう。
利益を上げるにはリピーターを増やすことです。
顧客満足だけをあげてもリピーターは増えません。
DMやSNSを通じてお客さまにお役立の情報提供を通してコンタクトをとっていきましょう。
個性がないとお客さまに選んでいただけません。
好きなこと、楽しいこと、得意なことを発信して個性を出していくことが大切です。
売れる商品はありません。
売れる売り方があるだけです。
「編集」をしてさまざまな情報を組み合わせて発信して新たな価値を生んでいきましょう。
本記事では『安売りするな!価値を売れ! 藤村正弘』をご紹介させていただきました。
いいなと思ったことはぜひ活かしてみてください!