人間は1日に平均して22回お願いしています。
その中でノーと言われたことをイエスに変えることができればどうなるでしょうか?
人生が変わります。
本記事では名著『伝え方が9割』から「イエスに変える3つのステップ」と「イエスに変える7つの切り口」を徹底解説しています。
伝え方であなたの人生は必ず変わります。
さぁ学び狂いましょう!
イエスに変える3つのステップ
「ノー」と言われたものを「イエス」に変える。
それには基本の3つのステップがあります。
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1 『自分の頭の中をそのまま言葉にしない』

人は思わず、自分の思ったままに話してしまいがちです。
そうすると思いどりにいくどころか、かえって反感を招きます。
思ったままをストレートにいうのはやめましょう。
(例)
田舎から大量のみかんが送られてきたとき、家族みんなが食べ飽きてしまった。
でもそんな時に思ったまま「みかんをもっと食べて」と言ってしまう。
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2 「相手の頭の中を想像する」

あなたのお願いに対して、相手はどう考えるか、ふだん相手は何を考えているか、「相手の頭の中を」を想像します。
(例)
みかんを食べ飽きた家族を想像してみます。
「みかんばかり食べてられない」と思っています。
そこで1回お願いから離れて家族の好きなこと、嫌いなことなどを考えてみましょう。
「風邪をひきたくない」
誰もが病気はしたくないです。
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3 「相手のメリットと一致するお願いをつくる」
「相手のメリット」と「自分のメリット」が一致するお願いをつくっていきます。
ここで大切なのは相手のメリットになる文脈でつくります。
伝え方を変えたとしてもあなたの求めていることが達成できればいいです。
(例)
✖️ 「みかんもっと食べて」
イエスに変わる伝えかた 「みかんを食べると、風邪を引かなくなるよ」
YESに変える7つの切り口
先ほど紹介した3つのステップを元に、7つの切り口からイエスに変えていきます。
① 相手の好きなこと

「相手の好きなこと」を使えば好感をもたれながら、こちらの希望を通すことができます。
(例)サツマイモ
【STEP1 そのまま言葉にしない】
✖️ 「山田サツマイモ」
【STEP2 相手を想像する】
✖️ 「サツマイモはサツマイモ」
○ 「特別おいしものを食べたい」
【STEP3 相手のメリットでつくる】
イエスに変わる伝えかた
「生キャラメルいも」
ネーミングを変えただけで売り上げが10倍以上になった。
② 嫌いなことを回避

「嫌いなこと」を使えば、強烈な強制力を出せます。
こんなデメリットがあるからやめようと伝えるのが嫌いなこと回避です。
(例)展示物に触らなで欲しい
【STEP1 そのまま言葉にしない】
✖️ 「展示物に触らないで」
【STEP2 相手を想像する】
✖️ 「命令されたくない」
○ 「薬品がてについたらいやだ、体に悪そう」
【STEP3 相手のメリットでつくる】
イエスに変わる伝えかた
「薬品が塗ってあるので触らないで」
③ 選択の自由

選択の自由を使えばやらされてる感なく相手を導けます。
選択の自由をつくるポイントは、どちらを選んでもじぶんの思い通りになるようにお願いすることです。
(例)デザートを頼んで欲しい時
【STEP1 そのまま言葉にしない】
✖️ 「デザートはいかがですか?」
【STEP2 相手を想像する】
✖️ 「デザートはそんなに食べたくない」
○ 「デザートを選べるなら興味がある」
【STEP3 相手のメリットでつくる】
イエスに変わる伝えかた
「マンゴープリンと抹茶アイスがあります。いかがですか?」
④ 認められた欲

認められたい欲を使えば、手強い相手も期待に答えたくなります。
(例)窓を吹いて欲しい場合
【STEP1 そのまま言葉にしない】
✖️ 「窓くらいふいて!私だって忙しんだから」
【STEP2 相手を想像する】
✖️ 「俺だって毎日仕事しているのに」
○ 「背が高いと褒められると嬉しい」
【STEP3 相手のメリットでつくる】
イエスに変わる伝えかた
「あなただと滝ところまで手が届くから窓がピカピカになるのよね。お願いできない?」
⑤ あなた限定

あなただけ特別と言われると人はつい動いてしまいます。
(例)飲み会にきて欲しい場合
【STEP1 そのまま言葉にしない】
✖️ 「飲みに行かない?」
【STEP2 相手を想像する】
✖️ 「会社の飲み会は行きたくない」
○ 「私だけ特別に思ってくれると嬉しい」
【STEP3 相手のメリットでつくる】
イエスに変わる伝えかた
「山田君が来ないと盛り上がらないから、山田君だけにはきてほしんだ」
⑥ チームワーク化

「チームワーク化」を使えば仲間意識が生まれ、面倒な頼みも聞き入れてもらいやすくなります。
(例)飲み会の幹事を頼みたいとき
【STEP1 そのまま言葉にしない】
✖️ 「飲み会の幹事やって」
【STEP2 相手を想像する】
✖️ 「面倒だな」
✖️ 「じぶんでやればいいのに」
○ 「いっしょに」と頼られるのは嬉しい
【STEP3 相手のメリットでつくる】
イエスに変わる伝えかた
「いっしょに飲み会の幹事やらない?」
⑦ 感謝

「感謝」を使えば信頼関係が生まれ相手が気軽には断れなくなる。
(例) 机を動かして欲しいとき
【STEP1 そのまま言葉にしない】
✖️ 「この机移動して」
【STEP2 相手を想像する】
✖️ 「面倒だな」
✖️ 「なんで私が?」
○ 「感謝されるとこたえたくなる」
【STEP3 相手のメリットでつくる】
イエスに変わる伝えかた
「この机、移動して。ありがとね!」
まとめ
イエスに変える3つのステップ
STEP1 自分の頭の中をそのまま言葉にしない
STEP2 相手の頭の中を想像する
STEP3 相手のメリットと一致するお願いをつくる
イエスに変える7つの切り口
- 相手の好きなこと
- 嫌いなことを回避
- 選択の自由
- 認められたい欲
- あなた限定
- チームワーク化
- 感謝
3つのステップと7つの切り口をご紹介させていただきました。
これらを有効に活用することで人間関係もよくなり、より幸せな人生を送ることができます。
今日から早速実践していきましょう!