自分が感情的になれない仕事において、猛烈に興奮して仕事をする人間には勝てません。
成功する確率で選ぶのではなく自分が猛烈に興奮して取り組めることをした方がいいです。
本書では「論理ではなく、感情で動くこと」「能力ではなく、可能性を信じること」の大切さを学びことができます。
なかなかやりたことがあるけど一歩踏み出せないかた、自分はトップ営業マンは無理だとあきらめかけているかたは必読です。
芦名祐介さんとは
1989年生まれ。
アメリカンフットボール選手として慶應義塾高校、慶応義塾大学、Uー19日本代表でそれぞれ主将を務める。
2011年 大学卒業後電通に入社し、コピーライターとして活躍。
2012年 プルデンシャル生命に転職。史上最年少で営業所長に就任。
2016年 俳優を目指して米国に渡り、ハリウッドで舞台「BLOOD」に出演。
2017年 芦名表参道株式会社を設立。
(本書刊行時)
5つの学び
本書ではたくさんの学びがありますが5つご紹介させていただきます。
- ワクワクを選ぶ
- 現在の能力ではなく、未来の可能性を信じる
- コントロールできることとできないことを分ける
- 結果を出している人を完全コピー
- 失敗の分析は必ず明確な理由で終える
① ワクワクを選ぶ
論理や理屈で考えていくとやらない理由を考えて、いつになっても行動できない。
「楽しい」「好き」「かっこいい」、なんでもいいので感情に目を向けることであなたを突き動かす。
目標を達成しようとするときは数字ではなく、考えるだけで思わず興奮シーンを想像することが大切。
TOEIC800点よりも、
英語を使ってかっこよくプレゼンをしたり、営業をするシーンを想像した方がワクワクして勉強にのめり込める。
ワクワクしている人は成功する。
② 現在の能力ではなく、未来の可能性を信じる
人間が持つ能力には優劣がある。
それはあくまでも現時点での話。
未来の自分がどんな可能性を持っているかは誰にも断言できない。
自分の可能性だけは誰とも比べない。
可能性は自分で決める。
将来の自分の可能性を信じる。
③ コントロールできることとできないことを分ける
自分がコントロールできることに集中すれば思考がシンプルになり集中できる。
コントロールできないことにコミットすると悩むべきではないことに悩んでしまう。
他人の行動はなかなか変えられないが、自分の行動は変えられる。
例えば、営業でお客様の答えが最終的にNOだったのにそれを何がなんでもとYESに変えること。
お客様の決断はお客様がコントロールすること、営業マンがコントロールすることではない。
人はコントロールされることを嫌う。
④ 結果を出している人を完全コピー
新しくことをやるときに一番効率が良いのは結果を出している人を完全コピーすること。
セールストーク、笑うタイミング、仕草、振る舞いかた、資料の出しかたなどあらゆる全て。
「似ている」では全然意味がない。
「同じ人ですか?」と言うレベルまで。
完璧にコピーした後に、自分なりにこうした方がもっとうまくんじゃないかとわかってくる。
自分なりに見つけたアレンジを付け加えることで、真似した人よりも売れるようになる。
⑤ 失敗の分析は必ず明確な理由で終える
人は自分の失敗から目を背けがち。
自分自身ストレスがかかる行為ではあるが、失敗の原因を分析すれば次に失敗する確率が劇的に少なくなる。
お客さまを聞く体制にできなかった、必要性を訴えれなかった。
その原因を明確な理由で終える。
お会いした時間が良くなかった、資料の使い方が悪かったなど深く分析していく。
しょうがないで終わらせない。
まとめ
論理や理屈を考えていくと、やらない理由を探し行動しません。
コントロールできないことは気にしないせず、自分ができることに集中しましょう。
失敗の原因分析は必要不可欠です。
結果を最速で出すにはまずは「同じ人ですか」と言われるくらいまで完全コピーしていきましょう。
その後、自分なりにアレンジができるようになり真似した人よりも上にいくことができます。
わくわくする感情を大切に、可能性は無限大です。